製造工程

厳選した粉末材料を使用し、混合から成形、焼結、出荷に至るまで、ISO9001に準拠した一貫体制による品質管理を実施しています。
サンアロイで生産された超硬合金が、様々な業界の部品を生み出すために、当社では高精度の加工設備、および加圧処理を施した焼結炉を導入。また、設備により供給力も大幅にUP。高品質な製品を短納期にてご提供しております。

検査体制

最新の各種分析機器による製品検査により、品質に徹底した検査体制を構築。
信頼性と安全性を確保しています。

製作材種の組成比に応じた配合原料(タングステンカーバイド粉末、コバルト粉末、他種粉末)及び、その重量を決定します。

分散混合機を使用して、各種原料粉末を均一に分散混合し、さらに粉末粒子表面の活性化を図ります。

均一分散された粉末を金型で圧粉し、円筒形状やブロック形状などの圧粉成形品を造ります。

圧粉成形品を成形加工に耐えうる強度にするため、550~900℃の温度範囲で熱処理を行います。

焼結工程において、成形加工品は約20%収縮するため、この収縮を見越して顧客要求に応じた寸法、形状に成形加工します。

成形加工品を焼結炉に挿入し、1300~1500℃の温度範囲で液相焼結を行います。

外観検査、形状検査、数量確認を行います。

アルゴンガスを加圧媒体として熱処理を行い、合金内部に残留した巣を除去します。

製品検査で合格した製品を、環境にやさしい梱包でお客様に出荷します。